医師転職を有利に進めるためには、何か他者とは異なる特徴を持っている必要があります。
専門医の資格は、それになりうるのではないでしょうか。
どの分野の専門医資格を取得するのかによっても異なりますが、医師全体の数と比べれば専門医と認められた医師の数はまだまだ少ない状況です。
この資格を取得してから本格的に転職活動を始めるのもいいかもしれません。

循環器専門医の資格取得方法

ここで紹介したいのは、これからニーズが高まるであろうと言われている循環器専門医の資格取得方法です。
全く畑違いの人が急にこの資格の取得を狙っても、それを実現させることはできませんが、だからこそ資格を持っている医師と持っていない医師を比較した時には、明らかに前者が医師転職に有利になることは間違い無いでしょう。

循環器専門医の受験資格について

循環器専門医の資格認定試験は、1年に1度実施されます。
この認定試験を受けるためには受験資格を有していなければいけません。
まず大前提として、日本の医師免許を持っていることが求められます。

また、この認定試験を実施する社団法人循環器学会の会員であり、その会員となっている期間がトータルで6年以上であることも要件の1つです。

日本内科学会が認定する「認定内科医」、これの資格を持っていること。あるいは、これと同等と認められる認定資格のいずれかを持っていることが、循環器専門医の受験資格として求められます。

受験を受けるために必要な臨床研修歴は6年以上と定められ、そのうち少なくとも3年は日本循環器学会が指定した医療施設で研修を受けていなければいけません。
医療施設によって整っている設備や在籍している医師、取り組んでいる症例などが異なるため、一定の知識と技術を有するためには、学会指定の研修施設で研修を受けていることが欠かせないのです。

少々抽象的ではありますが、医師としてふさわしい見識や人格を有していることも受験資格の一つとして掲げられています。
他の要素とは異なり基準が難しい要件ではありますが、これも頭に入れておきましょう。

上記の条件を備えた上で、申請書類を提出し試験を受けることになります。
この専門医の資格認定審査申請書とともに、診療実績表や指定施設で研修を受け、それを終了したことを証明する書類などとともに、審査料を添えて提出。
試験に合格すれば、無事、循環器専門医の資格が与えられ、それを名乗ることができるようになります。

転職のタイミングと資格取得のタイミング、この兼ね合いがなかなか難しい医師もいるかもしれませんが、もし受験資格が揃うようであれば早めに資格取得を目指すべきかもしれません。