「総合内科専門医」の資格とは

大学の医学部などを卒業し国家試験を受験し、無事に医師免許を取得すれば、その後どの診療科目を選択するのもその人の自由。
研修すべき診療科目は幾つか決められていますが、その期間を終えれば自由に選択し、自らの意志で道を歩み始めることができます。

内科を選択した人はその道で研鑽を積んでいきますが、その先で是非目指してもらいたいのが、「総合内科専門医」です。
この資格を取得することで、転職を有利に進めることができるでしょう。

総合内科専門医とは、一般社団法人日本内科学会が認定している制度で、当学会が実施する試験を受け合格することで名乗ることができます。

この試験を受けるためには、同じく日本内科学会が実施してる認定内科医の認定試験に合格していなければいけません。
また、当学会に所属し、年会費を支払っていることも受験資格の一つ。
その他、あらかじめ定められた内科臨床研修を受けている必要もあります。

決してハードルが低いとは言えませんが、だからこそ転職に活かすことができるのです。
専門医の資格を取得していると、それだけで実績の証明となります。
内科医は医師の転職市場では非常に人気が高く、外科から内科へ転科する医師など、その他の診療科目から内科を目指す人も少なくありません。

応募できる病院やクリニックの選択肢が広がる

上でも説明したように、転科したばかりの人や転科を検討している人ではこの専門医の資格をすぐに取得することはできません。
そのため、この点のみを見ても、この専門医資格がどれだけ大きな意味を持っているのかがわかるでしょう。

医師の転職に関連する求人を眺めてみると、応募資格の欄に「総合内科専門医」と記載されている医療施設も多々あります。
つまり、この資格を取得しているだけで、応募できる病院やクリニックの選択肢が広がることになるのです。

選択肢が広がれば、それだけ自分に合った医療施設と出会いやすくなりますし、無資格者は応募できないわけですから、それだけで競争相手も自然と減少します。
その時点で有利に働くことは間違いありません。

内科医師の転職に有利となる資格である

転職時には、面接の受け答えもアピールの材料として利用できるでしょう。
ただ採用に近づけるというだけではなく、内科医としての価値の高さをこの資格によって示すことができれば、給与額など待遇の面での交渉もしやすくなります。

また、応募書類を事前に送付するケースでは、履歴書や職務経歴書に「総合内科専門医」との文字があれば、面接に呼ばれることはほぼ間違いありません。

内科医師の転職に有利となる資格であり、転職に活かすことでより良いキャリアを築くことができる資格が、この総合内科専門医。
ぜひ、取得を目指してみましょう。